国分寺新人講習会 ルール・マナー・罰打
平成24年1月20日 国分寺TBG協会 山田繁男
1.TBGの起源
1985年(昭和60年)2月に埼玉県川口の野嶋孝重さんが発表したゴルフをミニ化したニュー
スポーツですが、平成24年現在、27年の浅い歴史の為、ルールもまだまだ簡易なもので、詳細
のルール、マナーについては各都道府県TBG協会にゆだねているのが現状です。
2.ルールの基本的考え方
日本TBG協会の競技規則に謳っていない、詳細ルールにつきましては、各地のローカルルールに任
せていることから、各地で判断がまちまちです。でも基本的には安全第一の判断を優先にしたシニ
ア中心の生涯スポーツですので、ローカル・ルールに優先で安全と言う考えがあります。
又競技はセルフジャッチで進行して行きます。しかし、自分に有利になる判断だけは同伴競技者
の同意を必ず受けて下さい。それでも判断が付かない時は当大会の競技委員に判断してもらって
下さい。
大会使用のクラブ・マット・シャトルボール
池・バンカー・飛び地
OBの判断、OBの処置
ニヤレストポイント
アンプレアブルの処置
国分寺TBG協会競技規則講習会
日本TBG協会競技規則解説
1.エチケット
@ストロークを行う前にクラブが当たる可能性のあるところに人がいないことを確認。
Aプレイヤーがショットをする時は他の者は話したり、動いたり、前後に立ってはならない。
Bホールエリア内でもプレーをしない同伴競技者は先にマットを置いてはならない。
C競技会の最中にマットにボールをセットして練習ショットをしてはならない。
D各自がボールをホールから自分で拾い上げるのは、全員がホールインした後
Eジャッジはセルフジャッジが基本であるが、疑義がある時は、同伴競技者の同意を得る。
2.競 技
@ OBの境界線及び池はロープ用いる。球の部分が触れていればセーフ。池は触れていれば池。
マットを敷くと球の部分がOBゾーンになる場合はホールに近づかないニヤレストポイントに
移動。飛び地などでニヤレストポイントがない場合は手前の島に戻ってショットする。
A クラブはウェッジクラブ1本のみを使用する。改造してはいけない。マットも。
B OBボールをフェアウエイにコンパス方式で戻す時は、先にショットマットをセットし、
ボールをピックアップした後は、ショットマットを動かしてはならない。
C 第1打のティショットでは、ショットマットの先端がティラインより出てはならない。
D フェアウエイにあるボールをショットマットにセットする場合は、ボ−ルの球部の中心に
ショットマットのセンターラインを合わせてボールの最も遠い部分に接してセットする。
Eボールマーカーはホールに最も遠い部分にセットする。
F OB、池等の境界を示す杭、旗等の標示物がプレーの妨げになる場合は、ホールに近づかない
最寄りのプレー可能な一番近い所(ニアレストポイント)にボールを移動することが出来る。 Gロープがプレー上危険な場合は、ショットマットの先端をその上に乗せて打つ。
H アドバンテージホールの外フレームに球部が触れていればホールインとし、
セカンドホールのフープの上にボールの球部が重なっていればホールインとする(1打付加)
I ウインドストッパーは常に使用出来る。
罰則一覧 1打罰
@ OB・池は1打罰。
A 1ストローク中にボールがクラブに2回以上当ったとき(2度打ち)は1打罰。
B ボールが樹木に掛ったり、邪魔になる時他。アンプレアブルを宣言して1打罰。(コンパス)
C 誤球した場合は、改めて正規のボールを誤球した所から1打付加してプレーする。
D ティーインググランドの位置の誤りは正規のティーグランドの位置まで戻り、1打付加する。
E バンカーでクラブヘッドが砂に接触した場合1打罰
F ショットしたシャトルが本人の持ち物・体に当たった時。
2打罰
@ ボールを押し出したり、かき寄せたり、すくい上げてはならない。反則は2打付加。
A 誤球してホールアウトしたときは2打付加する。
B 2打目以降ティーインググランドの誤りに気が付いた時は2打を付加してホールアウトする。
失格
@ 定められたホール順にプレーをしない場合は失格となる。
A スコア-を間違えて提出した時
ローカルルールでの罰則(東京都のみ)
@ ショットマットにボールをセットした後マットを動かした。1打罰。
A ティーマークより前に出てショットした。1打罰。
平成24年1月20日
国分寺TBG協会 競技委員 山田繁男